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茨城県の新聞折込広告の到達率は○○%

一般社団法人日本新聞折込広告業協会(J-NOA)では、株式会社ビデオリサーチが実施している新聞メディアの専門調査である「全国新聞総合調査(J-READ+2020)」の中から、新聞折込広告に関する新聞・折込広告の閲読状況や生活行動・消費行動などについての集計結果を「新聞折込広告効果指標データ」としてリリースしています。

「新聞折込広告効果指標データ」結果から新聞折込広告について見ていきます。

首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)と茨城県のメディア接触状況の比較

首都圏と各メディアの接触状況を比較すると、茨城県は折込チラシに「ほぼ毎日」接触している割合が10ptも高くなっています。

出典:「㈱ビデオリサーチ全国新聞総合調査(J-READ)2020データ」
※本データの複写、転載を禁じます

茨城県の新聞折込広告の到達率は、個人全体で54.5%となり、男性が53.1%・女性が56.0%となっています。
首都圏は男性が39.4%・女性が43.3%となり、茨城県の新聞折込広告到達率は、男性・女性ともに首都圏と比べ10pt高いことが分かります。

茨城県の年代別の割合は、男女ともに「40代」で5割を超え、「60代」では男性・女性ともに75.6%となっています。
首都圏も、男女ともに「40代」で3割を超え、「60代」では男性が67.5%、女性が71.0%となります。そして、「70~74歳」では男女ともに7割を超えます。

首都圏・茨城県どちらも、年齢が上がるとともに到達率も高くなりますが、中でも茨城県の「女性70~74歳」の到達率は高く96.3%となっています。

出典:「㈱ビデオリサーチ全国新聞総合調査(J-READ)2020データ」
※本データの複写、転載を禁じます

曜日別では週末にかけて見る割合が高くなる

茨城県も首都圏も、週の前半に比べて後半で新聞折込広告到達率が高くなる傾向があります。

茨城県の到達率を曜日別で見ると、「日曜日」が最も高く45.8%。次いで「土曜日」の45.7%、「金曜日」の42.2%の順となり、週の後半が比較的高くなっています。

「金曜日」「土曜日」は1週間の中で新聞折込広告が多い曜日となっているため、週末セールやイベント内容のものが多く、幅広い業種が入るため新聞購読者の方から注目度が高い曜日となっています。
中でも「土曜日」は、週末ということもあり接触する時間が長くなる傾向にあり、そのまま来店へと繋がるケースも多くなっています。また「日曜日」は休日のため、接触するタイミングが多く、閲読時間も長くなる傾向にあります。

出典:「㈱ビデオリサーチ全国新聞総合調査(J-READ)2020データ」
※本データの複写、転載を禁じます

保存性のある新聞折込広告が集客や利用を促進

調査対象者が「ここ1年間で折込チラシを見て行ったこと」という設問に対する回答を集計した結果、首都圏・茨城県ともに7割以上の方が「折込チラシを見てから実際にスーパーへ買い物に行く」と回答しています。次いで、「ホームセンター」、「家電量販店」になっています。
消費者は習慣的に身近な小売業の折込チラシに目を通していることが分かります。折込チラシは反響が分かりにくいと感じることもありますが、来店促進において十分な効果があると考えられます。

新聞折込広告は保存性が高い紙媒体で配布されています。
首都圏では37%・茨城県では34%の方が「折込チラシを切り抜いたり、取り置いたりした」と回答しており、比較的首都圏の方が保存して手元に残しておく傾向が強いようです。

この結果からも分かるように、新聞折込広告は配布日当日に限らず、後日反響に繋がる可能性もあると考えられます。一定期間保存するので家族とも共有しやすく、一緒に相談しながら消費行動に繋がりやすいという効果もあります。

出典:「㈱ビデオリサーチ全国新聞総合調査(J-READ)2020データ」
※本データの複写、転載を禁じます

今日まで長く地域と消費者に密着してきた新聞折込広告は今でも多くの企業に利用されています。
先に上げた「新聞折込広告到達率」の性年代別・曜日別を見ても、茨城県内では依然として商品・サービスへの内容理解、関心喚起につなげる役割を果たしている紙媒体であることが分かります。

茨城読売ISは、地域社会の中で必要とされる情報を、必要とされる人々の間で、いかに効率的に流通させられるかを考えています。
新聞折込広告を利用する広告主様、チラシを見て情報を得る消費者様、皆様に喜んでいただけるようご支援いたしますので、お気軽にご相談ください。